ストーカー被害からの自己防衛対策
ストーカーからの被害を未然に防ぎましょう。
ストーカー被害はほうっておいても解決しません。身の危険を感じたら、すぐに専門家に相談して下さい。
ストーカー行為別に防犯・対応のアドバイス
つきまとい・待ち伏せ・押し掛け
- 家族、友人に送迎をお願いする。
- 防犯ブザーを携帯する。
- 人気のない道はなるべく通らないようにする。
- 通勤、通学路など日常的に通行するところは、コンビニやスーパーなどすぐに駆け込める避難場所をチェックしておく。
- 自宅、職場に押し掛けられた場合は、すぐに警察に通報する。
監視していると告げる行為
- 就寝時間や生活パターンを悟られないように、遮光カーテンを取り付ける。
- 自宅や職場から出る際は、周辺に不審人物・車両がいないかチェックする。
面会・交際などの要求
乱暴な言動
- 身の危険を感じたら、防犯ブザーや携帯電話で助けを求める。
無言電話、連続した電話など
- うろたえたり、感情的にならず、冷静な態度で「迷惑」だという意思表示をする。
- ナンバーディスプレー機能つき電話、迷惑電話おことわりサービス、携帯電話の着信拒否機能などを利用する。
汚物などの送付
- 送り主の不明な配達物などは受け取りを拒否して、開封せずに返送する。
名誉を傷つける、性的しゅう恥心の侵害
- 送られてきた文書、中傷ビラなどは保管しておき、メールなどのインターネット文書もすべて保存しておく。
さらに、以下の点についても注意してください。
個人情報の厳重な管理を行う
- 個人情報のつまった郵便物が届けられるポストには鍵を設置する。できれば、玄関ポストに直接投函してもらうよう配達員に要請する。
- 残飯やスーパーのレシートなどのゴミから生活スタイルを知られてしまいます。料金明細書などはシュレッダーにかけるなど細かくして廃棄する。
- ゴミを収集場所に捨てるときには、なるべく他の人が捨てた後に持って行き、ゴミ袋が積んである奥のほうへ入れて自分のゴミを特定されないようにする。
記録しておく
- 警察に相談もしくは告訴する際の証拠として、ストーカー被害を受けた日時、場所、相手の言動、電話の内容などできるだけ詳細に記録しておく。
防犯グッズ
万一、ストーカーに迫られて身の危険にさらされた場合に役立つ品を紹介します。
防犯ブザー
ひも状のスイッチを引っ張ることで大音量を発生します。比較的安価で購入することができるので、肌身はなざず持っておかれることをおすすめします。
催涙スプレー
相手の顔に向けて噴射することによって、目や鼻の粘膜に刺激を与え、一時的に使用不能とさせます。
スタンガン
器具先端に発生させた高電圧によって相手の平衡感覚を奪い、一時的に動きを封じます。
ボイスチェンジャー
電話機に設置し、女性の声を男性の声に変換する機械。携帯電話で使えるものもあります。