実際に会ったことがない相手でも、SNSやブログに掲載されていた顔写真を見て恋愛感情を抱き、ストーカー行為に発展してしまう場合や、掲示板などに書き込んだ内容が気に入らないとして最初から恨みの気持ちで嫌がらせを行う場合などが考えられます。
ネットストーカーの被害に合わないためにできる対策としては、インターネット上では可能な限り個人情報を掲載しないことです。メールアドレスもフリーメールを使いましょう。
Facebookでは、身元が割れるような情報は友人までの公開設定にし、無意味に公開しない。 誰と友達登録しているかも掲載しない。その人のことなら何でも知りたいという知識欲なのか、交友関係のある人のことまでチェックされてしまう。
特に友達や恋人などと一緒に写っているもので顔がはっきりわかる状態のものを全体に公開することは本当に危険。
子供の学校が特定できるような記事も止めた方が良い。
TwitterやFacebookなどのアカウントにおける発言や行動などを随時チェックし、昨日何をしていたかなどを把握されてしまう。 Twitterで今いる地名をツイートしたり、有名なスポットの名前を挙げてツイートしたりといった具体的な記述は避けるべき。
自宅で撮ったジオタグ付きの写真をそのままネットで公開してしまうと、撮影場所の緯度経度で住所が判明してしまう。
※GPSを搭載したスマホは、撮影時にその場所の緯度経度情報を写真データに埋め込むことが可能です。
依頼者様からの相談では、ストーカー行為者の6割~7割以上が別れた恋人や配偶者からです。 また、依頼者様に多いのは優しく接してくれる、よく話を聞いてくれそうなタイプ。 気の強い性格の方よりも、気が優しく優柔不断な性格の方がストーカー被害に遭うようです。
一昔前は電話や対面で別れ話をすることが大半でした。 しかし今では、メールなどで一方的に別れを告げるか、ひどい場合は、携帯電話で着信拒否。それでは相手の中に“終わり”がなく、別れたという実感を持てないようです。すると、期待を持って追い続けてしまうのが人間なんです。
別れを告げたら暴力をふるわれるような場合以外は、その場はつらくても、しっかり向き合って別れることが大切だと思います。
「もう連絡するのは止めてください」という毅然としたメールを送信して、後はメールも電話も無視。どんなに多く連絡が来ても無視する。 その間、相手からのメールや着信履歴は全て保存。このメールの内容がストーカー行為の証拠になる。
ストーカーしている人物と共通の知り合いがいたら、その人たちに現在の状況を伝える。
しかし、ストーカーの知り合いに中に入って貰って話し合いをしたり、その知り合いに解決して貰うのは危険だから避ける。
※相手が異常行動をしているという事実を複数に知って貰うことが目的で。これは万が一が起きた時、味方を増やし悪者にならないため
ビデオカメラを用意し、ストーカーが家の周りを徘徊している姿などを撮影しておく。外出する際にも電源を入れたまま鞄に入れるなどをして、ストーカーが話しかけて来たら音声を録音しておく。
「ストーカー規制法」では、複数回付きまとったという証拠が必要。つまり、警察などが動くには「ストーカーされている証拠」が必要となる。 映像などの「物的証拠」がなければ、5W1H(いつ、どこで、誰が、なぜ、何を、どのように)をはっきり日記など「記録」することも大事。
また、盗聴器を仕掛けられていたり、ゴミを漁られてたりすることもあるので、不安なようなら「証拠集め」は弊社のようなプロに依頼。
メールやストーカー行為の証拠映像、知り合いからの証言。これらがある程度揃った時点で、警察と弁護士に相談。民事と刑事、両方から争うことを考えましょう。 相手の親に弁護士を通じて通告して貰うのも良い方法です。
マンションの外から、あなたの部屋の明かりが付く時間を確認しているストーカーがいるかもしれません。遮光カーテンを引いておいたり、プログラムタイマーを使ったりして、ストーカーの目を避けましょう。
水道・電気などの公共料金の払込票には個人情報が満載です。